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RFOプレイ中。ビスマルクたんを嫁にするため日々奮闘しています。
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セカンドラン地域に住んでるので今日見に行ってきました。
とりあえずティエリアは銀河の妖精だったよ。文字通りに。



何から書いていったものかな…
まだ自分の中で言葉がまとまらない。

SFの王道であるファースト・コンタクトのベタなお話なんですよね。
ガンダムを見てるという意識はあるし、00の世界として違和感があるわけじゃあないんだけど、内容を思い返してみるとべったべたなSF。
それは50話のテレビシリーズを経て違和感のないものに仕上げた水島監督や黒田構成の力なのかな、と。

帰ってきて今パンフレットの対談を読んだのですけれど、宇宙怪獣ものとか言ってて(笑)
でも00っていう作品は全部を通して一貫したお話だったな、と。
ガンダムという名を冠しているけれどガンダムっていうかSFだな、とも。
武力介入で始まった物語が、対話による平和で幕を閉じ、草花も兵器に宿る。
最初は全然合ってないと思ったけれど、一番最初のOPが一番作品に合っていたっていう。

1期2期と大きく違うのは、やっぱり対話で幕を閉じるって言うことであり。
まあそこは言葉を交わしてもわかりあえない相手と意思を通じればわかりあえる相手の違いだけど…
でも00らしいいい終わり方だったと思います。
ガンダムという名を冠してやるべき作品であったか?という疑問は散々いわれているけれど確かにそうかな、と思います。
元々00自体がガンダムっぽかったか、といえばそもそもガンダムらしさが何かという問いになるから長々とした話になりますが、映画に関してはガンダムとして見るよりはガンダムの名を冠したSF作品としてとらえた方がしっくりくるかもしれません。

戦闘シーンに関してはまさに圧巻の一言でした。
とにかくガデラーザのファングや機動性の高いフラッグの系譜であるブレイヴの動きにはわくわくすること間違いなしだと思います。
宇宙での戦闘ばかりなので、ガンダム4機の中では動きまくるハルートが見栄えが良かったですね。
最終戦でのGNXの数もテレビ版と比べて圧倒的であり、これは劇場で見ないと感じられない迫力かと。
もうすぐブルーレイも発売されますし私も買いますがセカンドランを近くでやっていてまだ見てないという方は是非。
シナリオはどっちでもいいけどカッコイイMS戦が見たい、という方も楽しめるんじゃないかなと思いました。
ただ敵がファンネルみたいな形状で戦うことがほとんどですし、MSの形を取るのも最後の方だけなのでMS対MSを見たい方は物足りないかなと。それで機動性の高いMSの方が映えるのですが。

戦闘で言えばコーラとかアレルヤがやったりとかで戦闘宙域でパイロットが宇宙空間に放り出されるとかっていうシーンが多かったんですけどあれ確実に死にますよね…アレルヤに関しては本人が偽善って言ってるからなんとも言えないけど。

アクションシーンもハレルヤが披露しましたがこちらもすごかったです!
アレルヤよりもハレルヤの方が活躍…いやそもそもTV版から(ry
アレルヤとライルってなんとなく話の主軸からのけものにされてる感あるよね前からだけど。
ライルはまあ仕方ないとして…アレルヤ…折角脳量子波が主軸にあったのに…
ていうか脳量子波とか何のための設定なんだよって1期のときは思ってたなあ。

そういえば冒頭の劇中劇映画(あれなんて言ったらいいん)のアレハンドロでまず吹きそうになって
(すごい感動してたのにエンドロールでアレハンドロ呼ばわりされててもうね…)
アレルヤ役がょぅι゛ょだったのにさらに追い打ちをかけられた。カラーリングが他と比べてかわいいからかw
ティエリアは…まあ、うん…デカブツに乗ってるのはああいうイメージですよね…
誘われたにしてもなんで沙慈はあれ見に行ったんだろう。自分出てないし。

デカルトは…声も違和感無くてモルモット扱いに同情もできたので活躍してくれるかと期待してたのに…
デカルト自身が活躍出来なくてもELSがガラデーザの形状を取るとかあればよかったのにな。

アンドレイはまさか死ぬとか思ってなくて、それでもすごい成長してて、2期はあんなだったのに。
でもアンドレイは軍人らしく、そして人類のことを思って戦ったのがもう、なんて言ったらいいか。
グラハムに関してはあんなこと言うからまだ死んだことが実感できない。実は死んでないとかやられたらすごい萎えるけど、でもあれは死なんかじゃなくて。

見終わってから自分は満足出来たけれど、レビューを見るとこれはどうなんだろう?っていう人もいて。
劇場でもみんな見入っていた(飲み物全然減らないなんて言ってる人もいたり。私もコーヒー買ったけど正直コーヒーなんて飲んでる暇がなかった)けれど、あのオチいるの?っていう人もいたりして。
別に見た人が全員絶賛するものを作れって言ったって無理な話だし、見ていろんな感想を持てばいいんじゃないかな。
最終的に対話が持って来られるんだけど、実際に対話が出来たのは刹那だけでこれ本当は他にもイノベイターとなった人間もやるべきことなんじゃないかな、とは思ったりしましたし。そのあたりはELSに取り込まれたデカルトに役割があるのかなと思ったけど無かったから残念かなあ…
で、対話までに結構死人が出ているし。ELS的にはあれがコミュニケーションを取る手段だったとはいえ対話が可能な相手に死人出しまくりなのはどうなの…とも思う。
それはTVシリーズでやった「人間同士の言葉による対話」との対比だからなのだけど。人間との違いは見た目、意思の疎通方法、そして相手が対話をしようとすることが人間にとっての死につながるということ。
とはいえ言葉が無いので相手が本当に意思疎通をしたかったのか(その果てに人間同士の様に共存の道を選ぼうとしたのか)わからなかったのは腑に落ちないかな…
SFにおけるファーストコンタクトでは宇宙人が地球を観察するとか、育ててみるとか、操るだとかその末に役立てようとか滅ぼして乗っ取ろうだとかっていう目標が明確なことが多いじゃないですか。
そういう作品だと宇宙人は高度な知能を持っているので意思疎通が可能なことがほとんどですから一緒に考えるのは難しいけど、映画に多いその手のタイプの話なのに具体的な言葉での対話が出来ないのはやっぱり表現として難しかったんじゃないかとは思います。
少なくとも見ている側にわかりやすく伝えるという意味では。
私も見ていて「えっ、結局ELSは何のために地球に来たの?」って思って終わりました。
ELSに何があったのかとかはわかるんだけどなんでそこで母星に行くって話になるんだ…って。2回3回と見れば話が理解できるのかな。
でも映画って何度も何度も足を運ぶ前提で作るのはやっぱりな…とも思います。

書いてて思ったけど形が違うだけでやってることはTVシリーズと一緒なんですよね。
互いの意思疎通がうまくできないことからの戦争。これだけ。
ただ今までと違うのは、CBというか刹那の中に対話という選択肢が出来たこと。
もうそれだけで00という作品の結末としてこれほどまでにふさわしい話はないのではないかと。
宇宙に花も「ええええ」ってなる人も多いと思うんですけど(笑)
ただ00に関しては花こそ平和の象徴でここまで00に付き合ってきた人にとっては納得のいく展開であり、あれだけで戦う必要はないんだと理解できる手法ですごいなと思います。

テレビ版終わった後に幼年期の終わり読んだから今思うとどうしようELSにイノベイターだけ連れていかれて地球滅亡したら…とか思ってしまうw
ラストの初めて姿を見せた(あのビデオと死体(あれダミーなのかな?)以外で)生きたイオリア本人の言葉も印象的でした。最後の最後で人物像が見えたから余計に印象的。
そんな彼が望んだ世界が物語の最後の最後で実現されたのが。

クアンタの扱いは活躍は少なかったけどあれでいいんじゃないかな。武装なんか本来の目的からしたら無くてもいいくらいだと思う。そういう機体なんだもん。ハルートやさばにゃんがその分活躍してたし。

メタル化は正直目が点になったwただそのあとのマリナと手を取り合うシーンでそれどころじゃなくなったけれど。
襲われてた女の子と一緒でELSと対話を行ったことの後遺症なんだろうけど。
でも初見だとそのインパクトでそれどこじゃなくて気付かねえw
あとラスト辺りで横切ったティエリアのそっくりさん誰なんだろう。ミーナ≠ネーナ(私見てる間ずっとミーナはネーナが実は生きてたっていうことだと思ってたんですけど別人だったんですね…生足エロい)だったりするから、そんなような関係なのかな。


あとはティエリアに関してとか。
見る前にちょこちょこネタバレは見てたんですけどティエリアが妖精になるとか知ってたのに劇場で動揺を隠せなかったぜ…
そういえば話の大筋は知ってたけど(デカルトのあんな早期退場は知らなかったので驚いた)こんだけ楽しめたことにびっくりだ。
CMかPVにもあったELSに取り込まれるシーンもまさかの中盤でえええティエリアここで退場とか嘘だろ!って思ったら別に肉体は取り換え効くからいいんですよねー。ですよねー。
それにしたってマジ心臓に悪いからやめてくれほんと…今思い出しても悪い意味でドキドキするわ…
でもダブルオーがELSに取りつかれたとき真っ先に飛び出していったのはラファエルだったんですよね。ああ、ティエリアらしいなって。そこで。
セラヴィーって叫んでえっ?遠隔操作?って思ったらセラフィムぽいのが出て来てさらにえっ!?ってなったらあれはセラヴィー2なんですね…ダブルオーに寄り添って最期を迎えるセラヴィー2がなんとも言えなかった。
ラファエルは本当…ガ系列でデザインも良かったのであそこで脱落は本当寂しい。
今はそう思えるけど映画見てるときはラファエルがその身を犠牲にしたのにハルートも落ちそうですごいハラハラしててそんなこと考える余裕なかったですよ!
まさかラファエルが最終戦前に脱落なんて思ってなかったからあそこでアレルヤも死ぬかと思った。本気で。
でも今思い返すとラファエルに対してセラ2の動きがちょっとたどたどしかったのはそれ単体で見るとちょっとかわいかったかもしれない。ELSひきつけるのでそれどころじゃなかったんだろうけど。

そういえばティエリアなんで刹那の昔のパイスーで来たんだろうね。サイズ的にちょうどいいから?
でも設定画だと少し刹那の方が背高く見えるかな。
前にヴェーダ内で撃たれたんだから自分のパイスー残ってないのかな。
そういえば今はヴェーダも政府に管理されてるってことはティエリアの裸体も他のイノベイドや人間の目に触れてるのか…ぐぬぬ…俺にも見せてくれ!
いやきっとまだ見られてない30%の中に入っているはずだ!そうに違いない!そう簡単にティエリアのあられもない姿を見られてたまるものか!

ミレイナに告白されたのにノーリアクションなのはワロタ。
いやお前2期でまっとうな恋愛ができそうだねーよかったねーって思ってたら「ヴェーダ…」とか言ってそれどころじゃなく結局ラストまでそんなことなかったな!でもティエリアらしくていいと思うよ!

でもって…妖精さんですよ。
ティエリアは妖精だよって思ってたけどまさか本当に妖精だったなんて。ティエリアマジ妖精。
まじめなシーンなのに妖精が飛び回っててなんかすげーシュールだったぞ!
ていうか何しにティエリアついていったの!(ちゃんとイオリアが必要としたGNドライブとヴェーダとイノベイターそろえるって言ってたでしょ!)
とにかくティエリアが可愛すぎてもう思い出しただけで動悸息切れがやべえ!

ティエリアはあれだ、きっと対話して一緒に刹那とELSの実家に行って帰ってくる旅行を50年してたんだね…
まあ刹那としても脳量子波オンリーの会話相手がいるより多少気が紛れたのでは。
なんか最後の方は見入ってて実際妖精さんの記憶が曖昧じゃないか…
でもモニターじゃなくてなぜ立体映像にしたし。サービスか、何かのサービスか、それともイアンさんの趣味か!?



全然自分の中でまとまらないんですが私は十二分に楽しめた作品でした。
本当に、00の集大成としてすばらしい作品だった。
多分また色々と考えることは出てくるんだろうけど、とりあえず思いつくだけこれくらいで。
本編見た方は絶対見に行ってください。ダメならブルーレイ買うなりレンタルするなりして見て欲しいです。
それくらい良かった。

とりあえずブルーレイぽちりました。めちゃめちゃ楽しみです。
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