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RFOプレイ中。ビスマルクたんを嫁にするため日々奮闘しています。
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うだうだ言うためだけに企画カテゴリ作ってみました。
終わったキャラクターに対して私が酒を飲みつつぐだぐだ思い出話とか裏設定とかを語るだけ。
もちろん本編とは関係ありませんし、キャラクター自体動かせません。
うっかりたどり着いてしまった方はそんな感じでお読みください。

気が向いた時に追記。
→酒飲んだ時に追記。
→やっぱり気が向いた時に追記。

愛してその人を得ることは最上である。
愛してその人を失うことはその次によい。


ヴィオラは「アルトが17歳女子ツンツンツインテ萌え袖敬語お嬢様だったら萌えられたのに」という全力でどうでもいい発想から生まれたキャラクターでした。
初期設定も残ってますが「メモ→サイドテール、カチューシャ、萌え袖(折らない)、コルセット、ミニスカ白タイツ、ショートブーツ」という感じのメモでキャラデザしまして。
それで結構気に行っちゃったのでキャラクターとして投稿しようかな、と思い至った次第であります。
ただ、無関係なキャラにしては外見が余りにも似ているので腹違いの妹ということにして。
なもので、キャラ同士どうこうさせる、ということは本当に考えていませんでした。
中身は完全に違う方向性にして。
なので、彼女の誕生日はその話題が出た八月八日。

最後に投稿の背中を押して下さったのが、アンリ君の描き手さんでした。

アルトが交流する上で非常に動かしにくいキャラでしたので、そういう意味では非常に描くのが楽なキャラクターでした。
単純なので、動かし易いですし。
漫画描く上で色々あったなーと思いかえしていたのですが、色々な人と交流させていただいてたな、と。
漫画中には描けなかった方もいらっしゃる、ん、ですけど…。

ヴィオラは前から不幸な展開、というのはずっと考えていました。
二次戦争では結局私の方の時間との兼ね合いで没になったのですが、本当は育ての親と家を失って、本家に養子…正式にアルトの妹になる予定でした。
それ以外でも「どうにか血みどろになる戦場を」みたいに考えていまして。全部の戦争で怪我する気満々でした。
一次でもエンカウントしましたし、二次…は、ちょっと怪我してるんですけれど。三次も場合によって戦闘になる可能性があって。

今回も、色々考えてああいう展開にしまして。状況によっては、最低限捕虜か重傷になっていました。
別に私が不幸萌えとかそういうわけではないんですけれども。
私の中で「これは戦争企画だ」ってのは、ずっと頭にあって。
これも別に珍しいことではないと思うのです。キャプションにも書いたんですけれど、騎兵学校に入って一年に満たないただの子供が、最前線に出て行って無事に済むのかと。
きっと、モブ兵さんより弱いのに。
あの状況、誰かが悪いとか無いと思うのです。だって、戦争だから。
誰かが気に病む必要とかなくて。
怪我をさせたことも、助けられなかったことも、何もかも。
だって、戦争だから。

陣まで戻ることに関して、あれだけ喋ることに関して。
私の中で「こういう交流を頂いたからこういうことが出来る様になった」というのがありました。
先生が連れて帰るって言って下さらなければ陣まで戻ることなく死んでいたし。
シュエユエさんが回復してくれなければ苦しんで死んでいたし。
ターリアさんがああ言ってくれなければ意識をはっきり持つことは出来なかったし。

描いてる途中一回だけ泣いたりして。
4ページ目の最後のコマ。
線画描き終わって、グレースケール入れようとした時に、何でこの子死にそうなのに笑顔なのかと思って。
描いてる人が思ってる以上に、この子にとっては嬉しいことだったんだなあ、と。
びっくりした。
好きとか言うつもり無かったのに。ネームの時点ではそんなこと言って無かった。
え、ヴィオラ好きだったの?って思った。
ああそうか…好きだったんだな…
そうか…。

そういえばちょろっと前の作中にも出てきたんですけど、ヴィオラがガラン様に憧れる理由。友達にこだわる理由。
もう出すとこがないからここで書いてしまおう。

ツイッターでもスタックでも死を悼んでくださって、有難いことです。びっくりした。
いや、ちょっと、びっくりしていて、本当に。異聞TLがお通夜状態だよ…→そうでもなかった!
三軍の皆様…の、描き手さんが、入ったらこんな感じだったのかなーって話して頂いてるって、本当に凄いことだなあ、と。
それって、「ガラン様大好き!三軍入る!」って言うことが、伝わっていた、って、ことで。

ヴィオラを死なせるにあたって、描き手さんとは別に。あの世界の中で誰かが死を悼んでくれるだろう。という自信?…確信?言い方は悪いですけれど。そういうものはありまして。
それはうちの子人気キャラだから!とかそういう意味では無く、ヴィオラが「あの世界」で、精一杯生きることが出来たと思っているから。
ヴィオラはあの世界で友達が居なくなれば悲しむ。それと同じだけの事。…だと、思います。思いたいです。

TL読んでたら泣きそうになってきたな…ヴィオラすごいねえ。
ヴィオラが死んだことを悼んでくれる人がこんなにいるんだって。すごいね。

適当に生まれちゃったキャラだけど、名前も適当に決めちゃったけど。
ヴィオラはあの世界で充分に生きられた。
きっと誰よりも幸せに生きられた。胸を張っていえる。あなたは誰よりも幸せな子。

おやすみなさい。


(追記1)今日4月5日なんですよ。死後の日。

死後の日。

でも書くのはもっともっと前の話。書くぜーって言ってほったらかしてたんね…これだから酔っ払いは…

て言ってもそんな難しいこととかなくてー。
妹は3年前に女の子と出会うんですよ。カチューシャを付けた女の子に。
その子は解放軍の拠点の村から来たんだーって街の子供たちにいじめられてて。
それをアンリ君が見つけて止めようとして、そんで騒ぎっていうか喧嘩出来る!って突っ込んでったのが出会い。
で、まあその子と友達になって。
その子はガラン様のお子さんの近所に住んでるって言って。
たまに帰ってくるっていうガラン様の話を聞いて、いいなーってなるんです。ヴィオラは。
凱旋パレードの時にかっこいい!って、ずっと思ってたから。
その頃のガラン様は、多分まだそう街には出て来なかったはずだから。
それで、今度遊びに行ったらガラン様が来るかもねーなんて話して。
その子とはそれでお別れするんです。
間を開けずに村ごとなくなっちゃうんだけれど。
彼女が友達にこだわるのはそれが理由。
友達が傷つくのが嫌なのは、もういなくなった人がいるから。

で、その後ガラン様が街に出て来て、お菓子をくれる…はずです。
そう書いてあったから、キャラシに…多分…ほら、ヴィオラは子供だから。
そこでヴィオラは「軍人さんになったら皆を守れますか!」って。
守れるかもしれないが正義の味方にはなれないぞ、って言われて。
正義の味方になりたいわけじゃないって言うんだ。

それが三軍に入りたい理由。
ガラン様のファンな理由。
元々憧れではあったのだろうけど、絶対に軍人さんになろうって決めた理由。

幼馴染が軍師になりたいって言ってたのも、きっと影響があるのだろうけれど。
それは、どっちが先に言いだしたのかわからないから。
でもどっちが先でも、きっと素敵。

ちっちゃいことです。
本当は過去話って兄とまとめて出す予定だったんですけれど、彼女のそれはちょっとずつ出してしまったから、いいかなって思って。
ちっちゃいけど妹にはきっと、大きなこと。

文章にするとこんな短いことなんですね。
描いたらえらい長くなるぞ…って思ってたのに…

彼女の死が誰かの行く末に影響を与えたり。
学生を殺す逆賊、何て新聞に書かれたり。

へんなかんじです。
妹はもうあの世界で生きていないのに。
彼女の死が人に影響を与えるなんて。

でも、企画のキャラクターの死なんてすぐ通り過ぎてっちゃうもんなわけで。
投稿がちょっとずつ後ろに流れていく。
彼女の死が、ちょっとずつ流れていく。
でも、おまじないを、させてくれる友達が居て。
嬉しいなあ。
ずっと一緒にいられるように、恋のおまじない。
叶うことは無いけれど、それを持たせてくれたことが、とても嬉しい。

最近はぬるで色々妹について喋っちゃったりしてるんですけど。
来なかった、未来の話とか。
しちゃってて。
良くないのわかってるんだけど。
でもさ、ほら。大きくなって。騎士団でもいいんだけど、やっぱり三軍がいいから。被らなかった学院の2年間以外で、先に卒業されて、初めてずっと離れることになるわけで。
向こうは帝都、こっちはウエナ。
離れてるからどうーってわけじゃないけど、普段は気にしてませんみたいに振る舞ってて。
それで部屋に…実家かな、地元だし。自分の部屋でブローチ見ながら会いたいなーとか思っちゃうの。
それでたまたま帝都に行く仕事が出来たりして。連絡しないで行ってみたりして。
そこには兄と、その下についてる幼馴染がいるの。
お兄ちゃんはなんだかんだで妹かわいいからさ、なんとなく嫌な態度取ってたりして。
それで妹にすごい怒られたりするの。
妹はあんまり帝都とか行ったことないから。仕事終わりに案内してもらったりして。
あー、アンリはこんなところで頑張ってるんだねー、なんて、話したり。
帰りたく無いなあ、なんて言っちゃってみたりして。

なんてね。
なんて。なんて。
来ることが無い未来の話。
今日は死後の日だからいいよね?
死後ではないけれど、これは来ない未来の話だけど。

死んだあとのあなたにはこの世界はどう見えていますか?
きっと友達や、関わってきた人のためになんかしたいなーって思ってるんですよね。

それで、きっと幼馴染のことが気になってるんですよね。
信じているけれど。そこから歩いて行ってくれるんだと信じているけれど。

でも、いつか彼が大人になって、大事な人が出来るかも知れなくて。
忘れないでいてくれるとは思う。でも、人は忘れる生き物だから。時間は感情を薄めるものだから。
それでも、忘れないでいてほしいって思うのはきっと我儘。
我儘で、でも信じてしまうこと。
そうだね、ヴィオラは忘れられるなんて、これっぽっちも思ってないんだね。
ヴィオラも大事だったものね。大事に思われてるものね。
あなたのまっすぐさが、今ちょっとだけまぶしいです。


(追記2)私の中で、一つの区切りがついた感じ。
ここまで。
そして、彼女が愛されている事を実感して。
とてもとてもありがたいことだと。彼女自身も、愛していたのだと。
私も、私たちも。
本当に、ありがとうございました。
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